ティザー(Teaser)

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(↑動画解説はこちら)


ティザー(Teaser)とは、売却対象となる会社/事業の潜在的な買主に対して交付される、売却対象を特定されない範囲の概要を記載した M&A 案件の概要書のことをいいます。秘密保持の関係で社名が伏せられることから「ノンネームシート(Non Name Sheet)」とも呼ばれます。

 

 一般的なM&Aディールでは、売主側(セルサイド)の FA(フィナンシャルアドバイザー) が作成することが多いですが、救済型M&Aの場合では、弁護士が作成する場合もあります。M&A案件への初期段階で潜在的な買主候補の興味関心を探る「タッピング(Tapping)」の資料として利用されます。

ティザーと金融商品取引法

 ティザーの記載情報の代表例は、売却対象の業種、事業規模、地域、従業員数、業績の推移、希望のストラクチャー、売却希望金額等、極めて限定的な範囲の情報にとどめ、売却対象の会社/事業を特定し得る情報は記載されません。

 

 仮に、売却対象となる会社/事業を特定し得る情報をティザーに記載してしまった場合には、金融商品取引法上の有価証券の募集又は売出しに抵触する可能性があります。

 

 第三者割当増資(Third-Party Allocation of Shares)株式譲渡 スキームの場合には、原則として金融商品取引法上の開示規制の適用を受け、有価証券届出書の提出義務や目論見書の作成交付義務等が課されます。

 

 ティザーの情報を基に当該案件に係る買収検討を開始することを決定した買主候補は、秘密保持契約(Non-Disclosure Agreement) を締結し、インフォメーションメモランダム(Information Memorandum) の交付等を通じて買収対象に係る詳細情報を受領し、本格的に検討を進みていくことになります。

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