売却専門M&Aセカンドオピニオン業務

業務内容

弊社は「売却専門」の独立系M&Aアドバイザリーファームとして高度な専門性と高潔な倫理観を強固に築き上げておりますが、売却側M&Aの真のプロフェッショナルが客観的立場で屈託のない第三者意見を提供する「売却専門М&Aセカンドオピニオン業務」にも注力しております。仲介業者等の支援のもと売却打診・交渉を既に遂行中の方(又は遂行を検討中の方)や、独力で売却打診・交渉を遂行中の方(又は遂行を検討中の方)が本支援サービスの対象になります。弊社は、本支援サービスの有用性を実感していただくために、セカンドオピニオンに係る初回面談の機会を無償で提供しております。当然ではありますが、セカンドオピニオンの受領にあたって、依頼先仲介業者等の同意は不要です。また、弊社の提供行為自体も依頼先仲介業者等に報告する必要はありません。

ディールフロー

売却専門M&Aセカンドオピニオン業務のサービス提供フローは、売却プロセスの進行度に応じてカスタマイズして業務遂行されます。基本的な骨子としては「重要フェーズにおける第三者専門意見提供」と「M&Aにおける緊急相談に対する第三者専門意見提供」が主な提供業務内容になります。また、M&Aにおける重要フェーズとは、例えば以下のようなフェーズが代表的ですが、これらに限られません。弊社にて個々の案件の特徴に応じて適切なセカンドオピニオン提供タイミングを判断し、セカンドオピニオン提供スキームを柔軟に設計いたします。なお、効果最大化の観点から、可能な限り早期にセカンドオピニオンの受領を開始していただくことを推奨しております。

  • 売却活動開始フェーズ
    キックオフミーティングにて質疑応答のもと、売却戦略方針や価値訴求に係る重要事項の確認、打診・交渉上のコツ・ノウハウの伝達などを実施します。
  • 売却条件決定フェーズ
    この決定の誤りは売主にとって大きな損失を生みます。売却セカンドオピニオンによりM&Aプロセスの根幹となる判断が適切であるかの二重検証が可能となります。
  • 売却戦略決定フェーズ
    売却側M&Aプロセスは戦略が重要です。戦略というと抽象的ですが、具体的にはプロセス設計(入札or相対)、必須前提条件の設定、重要条件獲得のための戦略構築、打診戦略構築、単独価値訴求戦略、シナジー価値訴求戦略、表明保証軽減戦略等様々な側面を含みます。これら最適化によりM&Aの成功率が格段に向上します。
  • 資料開示直前フェーズ
    M&Aプロセスはどのような資料を制作するかが成否に影響します。企業価値訴求材料となり得る資料として不足ないかの確認をすることで交渉力が強化されます。
  • 最終契約交渉フェーズ
    最終契約の雛形の作成一つとっても「戦略」をもって実施します。また、契約条件は非常に多岐に渡りますが、その相場も多岐に渡ります。交渉の仕方にも様々な戦術があります。これらを適切に行うことで価値最大化/リスク最小化/会社安定化に繋がります。

適時緊急相談

M&A支援は非常に属人的であり、支援者の専門性や倫理観に大きく影響されます。依頼先仲介業者等の対応に不安や不信感を抱く、担当者の経験が浅く専門性の欠如を感じる、ということは往々にしてあります。たとえば、積極的に打診して貰えない、契約解消すらさせて貰えない、期待値コントロールなど情報操作がされている気がする、中立性を説き売主自身に有効な支援を提供してくれない、交渉論点や交渉方針が掴めない、などとったことが発生します。このよう売主がご希望される場合に適時適切なセカンドオピニオンを受領することで売主は安心感をもってプロセス進行が可能となり、重要な意思決定を公開なく実施することができます。

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