法務デューデリジェンス(法務DD)
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法務デューデリジェンス(法務DD)とは、デューデリジェンス(Due Diligence) の一種で、 M&A 取引等の投資の実行に先立ち、投資対象の企業/事業の実態を法務リスクを中心に調査・分析するものです。
法務DDの目的には、調査対象の関連する法規制に対するコンプライアンス状況の把握、事業上の重要な契約書に関するリスクの調査、係争中又は潜在的な紛争・訴訟リスクの把握等が挙げられます。
主要論点
法務DDは、クロージング後に投資対象の事業運営に支障をきたすような重要な法的瑕疵の有無、存在する場合はその重要性と性質を確認することが大切だといえます。
買収価額の減算で解決できる様な性質のものではなく、法令違反による業務停止等、今後の事業運営自体に影響を及ぼすもの、ディールブレーカーに発展し得るもの等、様々な法務リスクが存在し得るからです。