非流動性ディスカウント
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非流動性ディスカウントとは、譲渡制限や取引量等の観点から、流動性に問題を抱える株式を売却し現金化する際に追加的な費用が発生することを勘案して、株主価値を一定率減額するという考え方をいいます。
非流動性ディスカウントは実証的研究が十分ではなく存在自体に係る見解もまちまちですが、一般に、投資家は20~40%の流動性リスクを認識すると言われており、相応のリターンを要求することになります。
実務では類似取引事例を参考にする場合もありますが、ディスカウントする程度は主観的となりがちです。